京都に行ってきました。
・桜
・ほぼ満開でした きれい
・京都国立近代美術館
・ロビーの大きな窓から、映画のスクリーンを観るように桜を観ているひとたち
・キュレトリアル・スタディズ 01 服\ファッションを考える
・点数は少ないものの、フロアを使った面白い展示でした
・服ではない、だけれど服以外のものでもないなにか
・ 連続オープンセミナー「ラグジュアリーの本質」 第三回講演会 都築響一「贅沢は敵か?」
・別記事に
・京都市美術館 うつわ考
・(五代)清水六兵衛(六和)「大礼磁仙果文花瓶」(1926・大正15年)
ならびに
河村蜻山「瑠璃磁群鷺図花瓶」(1933・昭和8年)
この2作品、色付きの地に白い模様が浮かび上がっているというつくりで、どういう焼き方をしたものか気になりました
・以前別の展覧会で、中国の焼き物で「模様部分だけ色釉薬を置かずに(透明釉、あるいは白い釉薬を掛けて)焼成したもの」が西洋に輸出され、それを真似ようと「色釉薬を置いた上に白い土を置いて模様をつける」パット・シュル・パットという技法が編み出されたのだという話を知りました
・これらはどちらの技法にも見え、時期的にも西洋からの技法輸入はあっておかしくない気がします どちらでしょう
・悩んだあげくに監視員の方におそるおそる聞いてみました
・監視員の方というのは基本的に監視に忙しく、解説は本来のお仕事でないので、答えていただけないことがほとんどです
・ところが今回は会場が空いており、さらに声を掛けた相手は陶芸が専門の学芸員さんで、きっぱりと「現物を見ないと断言はできませんがおそらく釉薬を掛け分けてつけた模様ですね、伝統的な技法では釉薬の上から土を置くようなことはしませんし、清水六兵衛のようなひとがそういうことをやるとも思えません」とお返事いただきました
・すっきり
・「大礼磁仙果文花瓶」はきれいでした
・京都市美術館 大陳列室「第一回 世界展」
・学生さんの展示 京都造形芸術大学のようです
・入ってすぐにおなかくらいの高さの台があり、スイッチが設置されているのをみつけました
・押そうかどうか躊躇ったあげく、押さずに通り過ぎました
・作った方から声をかけられ、「これを押すと会場の電気が消えるんですよ」と説明を受けました
・説明のないスイッチを置き、それを押すか押さないか選択させる、押すことで電気が消える、それら一連の行動をアートにしてしまうことに、屈託のなさ、若さを感じました
・そのスイッチを押せなかった私も、老練とはいいがたく
・三つ編みに眼鏡、ひげを生やした風変わりな人物画を見ました
・なにかの抽象画かな、と思いながら会場を見渡すと、そのまんまの格好をしているひとがいました
・具象だったのですか
・閉館ぎりぎりに入ったので、あまりゆっくりは見られませんでした 残念
帰りは夕方。