早朝新宿到着。
・東京都庁
・職員と思しき方々が出勤してくる時間に鉢合わせ
・トーキョーワンダーウォール都庁2007
・空中通路を利用しての展示
・月毎に展示作品が変わるとのこと 今回飾られていたのは永島千裕さんの作品
・悪趣味で、どろどろしていて、痛々しい
・幼いひとのすべすべの肌とやわらかい色と傷口が印象的でした
・新宿中央公園
・うろうろ
・新宿ナイアガラの滝
・ホームレスの方が多くて、場所によってはなんだかひとの家に入り込んでしまったような居心地の悪さを感じることもありました
・あちこちに「水を使いすぎないでください」とかの張り紙があり、公園管理の方との共存も大変なのだろうなあと思いました
・都庁の真下にホームレスの方が集まっている様子を目の前に格差とか日本の縮図とかありがちなことをしたり顔で考えそうになってやめました
・猫さんに会いました
・しばらく距離を置いて交流
・撫でさせてはくれませんでした
・東京オペラシティ
・ICC
・この日一番初めの入館者になりました
・サイレント・ダイアローグ──見えないコミュニケーション
・植物を扱った展示
・安藤孝浩《生物フォトン:アレロパシー》
・フォトンを可視化して、触れることもできるようにした作品
・ぱりっ、とした感触が手に残りました
・ロイス&フランツィスカ・ヴァインベルガー《チョウセンアサガオ》
・白い壁に白黒の映像で、乾いた植物がばりばりと揺すぶられる様子が接写で延々映し出される作品
・なにがどうというわけではないのですが、引き込まれました
・映像の内容もそうでしょうが、映される大きさ、環境も効果になっていたような
・オープン・スペース2007
・いつも通り面白かったです
・企画展示も含め、ICCは丁寧に係の方が案内、説明をしてくださるのがとてもよい感じ
・ひとりで行った私のため、二人用のゲームの相手までしてくださいました ありがとうございました
・初見の作品の中では、minim++《KAGE》、エキソニモ《rgb f__cker》、ウスマン・ハック+アーダーム・ショムライ=フィシェル《リコンフィギュラブル・ハウス:ハッキング・ローテック・アーキテクチャー》、平川紀道《DriftNet》、橋本弘太郎《Sharelog》、石井裕・MIT タンジブル・メディア・グループ《インタッチ》、クラウディオ・ピニィアネス+マーク・ポダラセキ《ペガペガ》などが面白かったです
・ほとんどですね
・ エマージェンシーズ! 007「Materia ex machinaー機械仕掛けの絵肌」 小町谷圭
・ぱっと見た感じでは感想はなく、よくよく見ると面白いと感じる、そういう絵たちでした
・絵として特に魅力的だとは思いませんでしたが、技術的にこんなこともできるのか、という驚きはありました
・東京オペラシティアートギャラリー「北欧モダン デザイン&クラフト」
・見ていて気持ちのいいデザインの家具がずらり
・椅子がたくさんあって、どれも座ってみたくなる引力を発していました
・実際に座れる場所もいくつかあり
・ムーミンの原画が展示されていました かわいらしい
・未読なのですが、実に奥深い物語であるとの評判をよく聞きます
・会場内で同時開催の「project N31 山口聡一」
・現代美術っぽい現代美術、はいはいポップアートポップアート、という感じ
・ぶつぶつと盛り上がった表面を指で撫でてみたくなりました
・オペラシティ内のクリスマスツリー
・当然のようにきらきらときれい
・手前にあるボタンで星座を入力すると、相性や運勢を占って結果を音楽とイルミネーションで教えてくれる仕掛け付き
・やってみたら割合よい結果が出ました 信憑性はともかく嬉しいものです
・もう一度東京都庁
・展望台が開く時間に寄って、上ってきました
・上る前に持ち物検査あり
・いいお天気 ビルと公園と御苑が見えました
・高いところは気持ちのいいものです
・六本木に移動 歩いてみたかったので赤坂駅にて下車
・赤坂通りにて、「赤坂メディアアート展「ダイアログ・イン・ザ・ダーク 2007 東京」学校の放課後〜冒険編〜」なる広告旗を発見
・会場が旧小学校ということで、何をやっているのかわからぬまま興味を引かれて立ち寄ってみることに
・私は廃校に弱いのです
・行ってみれば旧赤坂小学校にて「DIALOG IN THE DARK 2007 TOKYO」が開催中でした
・完全予約制のため中には入れず、問い合わせてみましたがキャンセルも出ていなかったため、入り口とそこに貼ってある各種ポスターなどだけを見てさようなら
・そういえば以前サイトを見たことがありました
・面白そうだけれど、視覚を遮ることによる感覚やその楽しみよりも、障害者どうこうのメッセージに重点を置いている感じがなんだか気に入らず、見送りにしてその後名前を忘れてしまっていたイベントでした
・港千尋『映像論ー〈光の世紀〉から〈記憶の世紀〉へ』でも取り上げられていたイベントでした 書かれていたのはカナダでの開催分
・あの文章で読むと随分面白そうなイベントだと思ったものです なにが違ったのでしょう
・いざ入り口を目の前にすると、やはり入ってみたかったような気もします 残念
・国立新美術館「フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」
・平日なのに、すごい混雑
・ハブリエル・メツー「猫の朝食」、猫がかわいい
・ヤン・ハーフィクスゾーン・ステーン「酔っ払った男と女」、猫がかわいい
・「牛乳を注ぐ女」については、構図などの解説が丁寧に行われていて好感をもてました
・が、肝心の絵は混雑でとてもゆっくり観られる状態ではありませんでした
・まあ、ともかく実物を見て「うわあ、小さい」と思うのが当初の目的で、それは果たせたのでよしとすべきかもしれません
・精緻な書き込みで、やはり好きな絵だと思いました
・フェルメール26歳の作品だそうです
・あとはニコラース・ファン・デル・ヴァーイ「アムステルダムの孤児院の少女」も可愛らしくて好きな絵でした
・ミュージアムショップも、漫画などが置いてあって面白い美術館でした
・サントリー美術館「開館記念特別展「鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌―」展」
・やっぱりすごい混雑
・いくつかの模写も併せて展示されており、それぞれ描き手の個性が出ていて面白かったです
・今更ながら、水墨画は線の生き死にがはっきり出ます
・原本はやはり上手です
・混雑のためさっと流し観せざるを得ない感じになりました もっとゆっくり観たかった気も
・Fuji Xerox Art Spaceグラフィックデザイン1930:版画、写真、タイポグラフィ、アイソタイプ
・ピクトさん、もといピクトグラムはかわいいですね
・東京ミッドタウン・デザインハブ第7回企画展「POST 切手 〜 郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。」
・切手たくさん
・アイデアの点で他とかぶっている作品もありました オリジナルであることは難しいものです
・面白さと実用性をいかに融合させていくかという問題
・斬新かつ便利、というものはなかなか作りにくいのでしょう
・21_21 DESIGN SIGHT第2回企画展 佐藤 卓ディレクション「water」
・そろそろ時間と体力の限界が近くなっていたため、入り口だけ見てきました
・森美術館「六本木クロッシング2007」
・とにかく細かい銅版画 冨谷悦子
・四谷シモンの人形たち
・ほとんどに会ったことがあってびっくりしました 私はそんなに人形好きだったでしょうか
・田中偉一郎 「ハト命名」など、なんというか人を喰った作品群
・楽しそうだなあと思いました
・ただのテーブルが置いてあって、横にビー玉で遊ぶ映像が流れていて、「テーブル・ビーをプレイしたい方は、お近くの監視員までお尋ね下さい」との張り紙が
・じゃあやってみようかと係員さんに尋ねてみたら、「え?本当に?」みたいな顔をされました
・しかも私はひとりだったので「相手してもらうことはできませんか?」と頼んだらやんわり断られました
・ICCの係員さんは相手してくれるのですが
・やはり無理ですか
・夜景の見える場所に透明の小部屋が設置されていて、中は強風が吹き荒れていて世界中の紙幣が舞っている 宇川直宏「ハリケーン・カテリーナ」
・時刻指定があって入ることはできませんでした 残念
・ドラムを叩くと地面に模様が浮かび上がる 山口崇司/d.v.d「d.v.d」
・楽しく叩かせていただきました
・思い通りにならないマウスの挙動が楽しい Ages5&Up「ザラザラしてツルツルしてパリパリしてフワフワしてガタガタしてブヨブヨしたモノ」
・触感に訴えかける感じがよいと思いました
・小さなフィルムを重ねに重ねた 中西信幸「レイヤー・ドローイング」
・鉛筆で365日自画像を描いたり新聞を丁寧に模写したり 吉村芳生
・病的な、という言葉ばかり浮かんでしまうのは間違いでしょうか
・光の中に引き込まれる、映像作品 エンライトメント「マインドプリーツ」
・意味のない光の粒の集まりだと認識しました
・後日雑誌『美術手帖』(2007年12月号)で、あれは4枚の布に投影された占い師の映像なのだと知ってびっくり
・私の鑑賞は正しくないものであったのかもしれません
・だけれど、それがわからなくともあれはなんだかすごいものだと思ったのです
・佐藤雅彦+桐山孝司「計算の庭」
・数字の書かれたICカードを首から下げて、「+5」とか「×2」とか書かれたゲートを通っていき、最終的に数字を「73」にして出てみよう、というもの
・楽しみながらクリアできました
・最後の数字が73というのがよいと思います 美しい数字です
・森ビルからの夜景
・きれいでした
・クリスマスシーズンということで、あちこちライトアップされていて、それを観に来た方も多くおられるようでした
・しかしながらこの日は一日にあれこれ詰め込みすぎたせいか最後のあたりはおなかいっぱいで、見るもの全てを十分に楽しむ体調にありませんでした
・きれいなものであったはずなのですが、光の塊として認識してしまい、感動とか感傷とかそういうところに結びつかなくなっている感じ
・それはそれで悪くない体験であったように思います
横浜へ。
ここでこの日の行程終了。