・旅の道連れ(滋賀会館)
・まさかの再演
・初演を見ていたので新鮮な驚きはもうないかと思っていたのですが、今回もやられました
・開演前から深水郁さんの歌声が会場内に響いており、そのきれいさに圧倒されました
・録音にしては音が随分澄んでいて、強い響きを持っていて、どういう音源なのかと不思議に
・終演後「あれはあちこちの物陰に隠れたり、移動したりしながら、みつからないようにこっそり歌っていたんですよ」と教えていただきました
・それにしては全く音に篭りや揺らぎがなかったことに二度びっくり
・プロの方はすごいです
・ダンサーでない方が多く、最年少の出演者さんなどはまだほんの子供という言葉が似合う年齢ですのに、「異ジャンルだから」「子役だから」と甘えや媚のある動き、振る舞いをする方はひとりもおられませんでした
・終わった後、幕が開いて広がる風景が先回と違うものになっていました
・初演はしんみりした気持ちで席を立ったのに対して、今回はまた全く違う幕引きでした
・DVDの発売予定があるということで期待していたのですが、著作権の問題等で本編を収録することが難しく、メイキングを加えた抄録になるようです
・施設の老朽化と維持管理費の問題を理由に、滋賀会館の大ホールは2008年9月末で使えなくなってしまいます
・「滋賀会館」という場所の特性を最大限活かした舞台である以上、この舞台をこの形式で目にすることは、もうできないのかもしれません
・もっと多くの方に見ていただきたい舞台です 本当に惜しく思います
・終演後のロビートークのテーマが「公演内容について」ではなく「滋賀会館の今後をどうするか」になっていました
・それは奇妙な状況のはずなのに、妙にしっくり来ました
・この場所が好きです