「呼吸機械」ゲネプロ@さいかち浜
・昼間 通し稽古
・私は、M9とM10についてここではじめて稽古をすることになりました
・毎日稽古に参加していた方から概要をメールで知らされていたのですが、実際に動くのはこの日がはじめて
・さらにM8「足音」にもステップがあると知らされました 初耳
・「無理に踏まなくてもいいけれど、できるなら踏んで」とのこと
・とはいえ、全体が静止しているシーンでひとりだけ動いてしまうとひどく悪目立ちします
・稽古というより、とりあえず役者さんの真似をして終わったような印象です
・この日はじめてやることがいくつかあって、それで夜ははじめてお客様の前での舞台ということで、不安というよりもう諦念に近い心持ちに
・夜 ゲネプロ
・M1から、立ち止まるときの立ち位置が若干怪しくて不安
・仮装のシーンで小道具に付け髭をいただいたのですが、それがずれてずれて難儀しました
・M8の、集団でひとりを追い詰めるシーンがひどく恐ろしく感じられました
・ステップを覚えていない、間違えると目立つ、という要因もありますが、それ以上に群衆の心理が恐ろしく
・自分は追い詰められる側でなく、追い詰める側に立っているのに
・実はこの日のことをほとんど覚えていません
・あまり満足のいく出来ではなかったことは覚えているのですが、あとの細かいところは白っぽく霞んでいます
・不安だったのか嬉しかったのか悲しかったのかすらさっぱり
・多分、ただただ必死でした 感情の振れる余裕すらなく
・景色だけが記憶に焼き付いています
・開演前に袖から見た舞台、M1で寝転んだときの空、照明に浮かび上がるセット
・このあとの本番期間、毎日似たような景色を観ているはずなのですが、日によってそれぞれが違った様子で思い出されます
・どれも、とてもきれいでした
生まれて初めて大きな舞台に立ちました。