ここに書いてあることといえば、そのときどきの思いつきとか思い出したこととか、月がきれいですねとか花が咲きましたとか、まあそういう淡々とした日々のありようなわけで、客観的にはありがちな普通の日記に見えるのだろうなあと思っていたのですが、先だってここを読んだ方から陰鬱すぎるとの指摘を受けいささか心外に思い、別段そんなに陰鬱な日々ばかり送っているわけではないのにおかしいですね、なれば今作っている別のものはかわいく明るく軽快なものにしてやりましょうと取りかかってみたのですが、書いているうちにだんだん微に入り際を穿った説明をしたくなったり、軽い口調と丁寧さの折り合いをどこでつけるか悩み出したりで現在結構苦戦しておりまして、これは私の性質に起因するものなのでしょうか、私にはそこまで明るさかわいらしさが不足しているのでしょうか、探せば私にだってなにかしらのかわいげというのはあると思うのですが、それをどう発掘、表出したものか、よくわかんないです