歩道の縁の段差を平均台のように歩くときは殊更に退屈げな顔をします。
・なんであれ分割していけば単純なものの組み合わせになります
・デジタルなものはすべて0と1の組み合わせです
・所詮0と1の組み合わせに過ぎないのだと思うか、0と1の組み合わせでどれだけでも複雑なものを作り出せるのだと思うか
・どちらも同じことです
・分割していくことの有限、構築していくことの無限
・都合によって使い分けるとよいのだと思います
・それがどのような構成でつくられているかを考えるのは大切なことです
・核となる構造を見極めましょう
・より単純な構成で同じ結果を出すことができないか考えましょう
・単純さと美しさと強さは概ね比例します
私が今考えていることは、きっと既に誰かが考えたことです。
それでもここを通らないと、この先にあるものを見ることができません。
夢についておはなししました。
「枕の下に獏の絵を入れておくと悪い夢を見ません」
「食べてくれる」
「そうです」
「朝になると獏が太っていたりするのですか」
「太りませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
「はあ」
「まあ、暗示ですね。夢は自分の脳が見るものですから、『おまじないをしたから悪い夢は見ません』と脳に言い聞かせることが重要なのだと思います」
無意識を操作できて意識を操作できない道理がありません。
・同じものの繰り返しとその中に混じる変化は快楽を齎します
・一定の刺激を繰り返し与え、時折それのリズムを変えること
・美しさは視覚的な快楽と言い換えることができます
・どのようなものを美しいと感じますか
・桜はきれいです
・花弁の繰り返し、同じ花の繰り返し
・ほかにもたくさんの美しいものの中にみられるかたちの繰り返し、連続
・中毒性の高いもの、思考せずに延々と楽しんでしまえるもの
・似たような文章が並んでいるのを読んだときの感覚
・ひとつだけを読むのと繰り返しの中でそれを読むのとでは受ける感じが異なります
・同じ音節の繰り返しでできた音楽
・沖縄民謡とかカノンとか
・完全に同じフレーズを繰り返し聞いてみました
・私はあまり気持ち良いと思えませんでした
・連続の部分はむしろ苦痛にさえ感じました
・繋ぎ目で曲調が変わる瞬間はよいように感じました
・この記事を書いた時点で939,835回再生されている動画です
・どのような理由でこんなに人気があるのでしょうか
・呪術者は一定のリズムを刻む音を聞くことでトランス状態に入ります
・テトリスが面白いのは1列を消すと100点、4列を消すと1500点が加算されるためというおはなし
・ビデオゲームで流れる音楽の多くも短い音節を繰り返す構成になっています
・小さいひとは同じ絵本、同じビデオを繰り返し繰り返し見て、飽きることがありません
・大人であっても似たような物語、似たような番組をいくつも消費します
・毎回同じ構成の物語、時代劇とかドラえもんとか
・ドラえもんに最終回があってはいけないのかもしれません
・キャラクターが成長することなく同じ場所にいることが重要なのかもしれません
・終わりがないのが終わりのほうが丈夫な世界の構成なのかもしれません
・心地良さを感じるための条件にはどのようなものがありますか
・日常の中で全く新しいものと出会うことはあまりなく、あってもそれを初回から楽しむことは困難です
・売れるものをつくるためには時代の一歩先を行くものを作ってはいけない、半歩先のものをつくりなさいというおはなし
・全く新しいものは理解されにくく、好意も持たれにくいのです
・それを好ましく思うためには、それが既知のものに似ていてかつすこしだけ違う、ということが大切なのです
・脳内物質を分泌させるのに必要な刺激の繰り返しと変化のタイミングは分析可能なもののように思います
・ひとを変性意識状態に導く技術は、既に催眠術、催眠法として研究されています
・それに沿っていれば誰でも容易にひとが心地よいと思うものを作り出せるのではないでしょうか
・催眠効果を組み込んだ娯楽としてパチンコがあります
・これはよいものですか
・それをプログラムに組み込んで物語や音楽を作成させても同じ結果が出るのではないでしょうか
・感情とはなんですか
・それはほんとうに崇高なものですか
・単純で機械的な反応ではありませんか
・操作も容易にできるのではありませんか
・無尽蔵の幸福を手に入れるのはきっととても簡単なことです
・それはよいことですか
さきに控えましたひとつの雛形を元に他の要素を付け加えて遊ぶシリーズ、読んでいくつかの気にかかることを得ました。
・匿名で作品のようなものをあげていく場というのはどのような特性を持ちますか
・これは創作といえるのでしょうか
・ここにあるのは何なのでしょうか
・随分古典的な遊びのような気がします
・和歌とか江戸戯作とか
・たのしそうです
心の中の「あとで考える箱」に入れておきます。
「ゴドーを待ちながら」について検索をかけたはずでした。
見つけたサイト。
犬「信号青だから信号渡れるね!」のガイドライン(2ちゃんねる)
1 :水先案名無い人:2006/12/27(水) 12:02:37 ID:1vD0fj9i0●ああ、犬はかわいいですね。
犬 「渡るの!?これ、渡るの!?ねぇ!信号!信号渡る!?」
飼い主「あぁ、渡るよ」
犬 「本当!?大丈夫なの!?赤じゃない!?」
飼い主「あぁ、青だから大丈夫だよ」
犬 「そうかぁ!僕犬だから!犬だから色わかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬 「うん!でも青なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ渡っていいんだよね!」
飼い主「そうだよ。渡っていいんだよ」
犬 「よかったぁ!じゃぁ渡ろうね!信号渡ろう!」
飼い主「うん、渡ろうね」
犬 「あぁ!信号青だから信号渡れるね!ね、ご主人様!」
飼い主「うん。前見てていいよ」
犬 「あぁーご主人様と僕は今信号を渡っているよー!気をつけようねぇー!」
78 :水先案名無い人:2007/01/12(金) 03:40:17 ID:gGJbBfd+0ああ、なんだか適切な梗概のような気がします。
田舎道。一本の木。夕暮れ。
エストラゴン「待つの!?これ、待つの!?ねぇ!ゴドー!ゴドー来る!?」
ウラジミル 「あぁ、来るよ」
エストラゴン「本当!?大丈夫なの!?ポッツォじゃない!?」
ウラジミル 「あぁ、ゴドーだから大丈夫だよ」
エストラゴン「そうかぁ!心配だから!ここが正しい場所で正しい時間かわかんないから!」
ウラジミル 「そうだね。わからないね」
エストラゴン「うん!でもゴドー来るんだ!そうなんだぁ!じゃぁここで待ってていいんだよね!」
ウラジミル 「そうだよ。ここで待ってていいんだよ」
エストラゴン「よかったぁ!じゃぁ待とうね!ここでゴドー待とう!」
ウラジミル 「うん、待とうね」
男の子 「ゴドーさんが、今晩は来られないけれど、あしたは必ず行くからって言うようにって。」
エストラゴン「あぁ!明日ゴドーが来るから待ってられるね!ね、ウラジミル!」
ウラジミル 「うん。待ってていいよ」
夜がやってきて、首吊りを試みるふたり。しかし紐が切れてしまい、死ぬことさえできない。
エストラゴン「あぁーウラジミルと僕は今ゴドーを待っているよー!いったいこれは何幕目なんだろうねぇー!」
447 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 01:24:10 ID:MxgAcTyG0ああ、私はほんとうにこういう童話っぽい何かに弱いようです。
王 「働くの!?きみ、働くの!?ねぇ!奴隷!奴隷働く!?」
奴隷「あぁ、働くよ」
王 「本当!?大丈夫なの!?辛くない!?」
奴隷「あぁ、奴隷だから大丈夫だよ」
王 「そうかぁ!僕王だから!王だから奴隷の体力わかんないから!」
奴隷「そうだね。わからないね」
王 「うん!でも平気なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ働かせていいんだよね!」
奴隷「そうだよ。働かせていいんだよ」
王 「よかったぁ!じゃぁ働こうね!奴隷働こう!」
奴隷「うん、働くね」
王 「あぁ!大丈夫だから奴隷働けるね!ね、奴隷!」
奴隷「うん。国の成り行き見てていいよ」
王 「あぁー奴隷と僕は今国を守っているよー!平和だねぇー!」
448 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 01:29:28 ID:MxgAcTyG0
王 「攻めてくるの!?敵国、攻めてくるの!?ねぇ!大臣!敵国攻めてくる!?」
大臣「あぁ、くるよ」
王 「本当!?大丈夫なの!?危険じゃない!?」
大臣「あぁ、奴隷に戦わせるから大丈夫だよ」
王 「そうかぁ!僕王だから!王だから戦争わかんないから!」
大臣「そうだね。わからないね」
王 「うん!でも平気なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ安心してていいんだよね!」
大臣「そうだよ。安心してていいんだよ」
王 「よかったぁ!じゃぁいつものままでいようね!普通でいよう!」
大臣「うん、落ち着こうね」
王 「あぁ!奴隷が戦ってるから国が守られるね!ね、大臣!」
大臣「うん。戦闘見てていいよ」
王 「あぁー奴隷と敵国は今戦っているよー!奴隷気をつけてねぇー!」
449 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 01:37:05 ID:MxgAcTyG0
王 「嬉しいの!?これ、嬉しいの!?ねぇ!出世!出世嬉しい!?」
元奴隷「あぁ、嬉しいよ」
王 「本当!?嬉しいの!?不満じゃない!?」
元奴隷「あぁ、身に余る光栄だから大丈夫だよ」
王 「そうかぁ!僕王だから!王だから元奴隷の気持ちわかんないから!」
元奴隷「そうだね。わからないね」
王 「うん!でも嬉しいんだ!そうなんだぁ!じゃぁ階級上げていいんだよね!」
元奴隷「それは。私からは何も申すことはできないんだよ」
王 「よかったぁ!じゃぁ出世しようね!奴隷出世しよう!」
元奴隷「うん、ありがとうね」
王 「あぁ!奴隷立派だから奴隷やめれるね!ね、大臣!」
大臣 「うん。なぜこんなことを」
王 「あぁー奴隷を僕は出世させているよー!大臣の目がなんだか怖いねぇー!」
450 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 01:44:20 ID:MxgAcTyG0
王 「去るの!?国、去るの!?ねぇ!元奴隷!元奴隷旅に出る!?」
元奴隷「あぁ、旅に出るよ」
王 「本当!?どうしてなの!?突然じゃない!?」
元奴隷「あぁ、去りたいだけだから大丈夫だよ」
王 「そうかぁ!僕嫌だから!嫌だから旅に出てほしくないから!」
元奴隷「ごめんね。旅にでるしかなくてね」
王 「うん!行っちゃうんだ!そうなんだぁ!じゃぁついていっていいんだよね!」
元奴隷「だめだよ。どうしてそうなるんだよ」
王 「いやだぁ!元奴隷いかないで!元奴隷好きなのう!」
元奴隷「うん、忘れてね」
王 「あぁ!大臣見てないから王様さらえるね!ね、元奴隷!」
元奴隷「うん。さらわないよ」
王 「あぁー元奴隷を僕は今引きとめようとしているよー!どこにもいかないでぇー!」
452 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 01:51:31 ID:MxgAcTyG0
王 「退屈なの!?これ、退屈なの!?ねぇ!大臣!大臣いる!?」
大臣「あぁ、いるよ」
王 「遊んでくれる!?大臣は平気なの!?暇じゃない!?」
大臣「あぁ、もうすぐ食事の時間だから大丈夫だよ」
王 「そうかぁ!僕暇だから!暇だから食事の時間楽しみだから!」
大臣「そうだね。楽しみだね」
王 「うん!さぁ食事なんだ!おいしそうなんだぁ!じゃぁ食べていいんだよね!」
大臣「そうだよ。食べていいんだよ」
王 「よかったぁ!じゃぁ食べようね!食事食べよう!」
大臣「うん、食べようね」
王 「あぁ!なんか変な味だから食事残すね!ね、大臣!」
大臣「うん。王様なんだから残しちゃダメだよ」
王 「あぁー大臣と僕は今変な食事を食べているよー!意識がなくなってくるねぇー!」
453 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 01:57:59 ID:MxgAcTyG0
村人 「号外だよ!?これ、号外だよ!?ねぇ!そこの人!そこの人買う!?」
元奴隷「あぁ、買うよ」
村人 「本当!?大丈夫なの!?お金あるのかい!?」
元奴隷「あぁ、旅費はたっぷりあるから大丈夫だよ」
村人 「そうかぁ!貧相に見えるから!貧相に見えるからお金持ってないと思ったから!」
元奴隷「そうだね。貧乏そうだね」
村人 「うん!でもお金あるんだ!そうなんだぁ!じゃぁ売っていいんだよね!」
元奴隷「そうだよ。売っていいんだよ」
村人 「よかったぁ!じゃぁ渡すね!号外渡そう!」
元奴隷「うん、この記事は本当かね」
村人 「あぁ!王様倒れて目覚めないからこのままだと大臣が王になるね!ね、お客さん!」
元奴隷「うん。売り続けてていいよ」
村人 「あぁーお客さんは今すごい顔で走ってったよー!なんだろうねぇー!」
454 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 02:04:15 ID:MxgAcTyG0
大臣 「戻ってくるの!?元奴隷、戻ってくるの!?ねぇ!ものども!ものどもであえ!?」
ものども「あぁ、撃退するよ」
大臣 「本当!?大丈夫なの!?元奴隷強いじゃない!?」
ものども「あぁ、この人数なら勝てるから大丈夫だよ」
大臣 「そうかぁ!俺様大臣だから!大臣だから戦いわかんないから!」
ものども「そうだね。わからないね」
大臣 「うん!でも勝てるんだ!そうなんだぁ!じゃぁまかせていいんだよね!」
ものども「そうだよ。まかせていいんだよ」
大臣 「よかったぁ!じゃぁ戦ってね!元奴隷が来ないよう!」
ものども「うん、落ち着こうね」
大臣 「あぁ!数がどんどん減ってくから俺様逃げるね!ね、お前たち!」
ものども「うん。逃げていいよ」
大臣 「あぁー手下どもが元奴隷に今やつざきにされているよー!追いつかれるねぇー!」
455 :水先案名無い人:2007/02/17(土) 02:18:23 ID:MxgAcTyG0
王 「夢なの!?これ、夢なの!?ねぇ!元奴隷!元奴隷いる!?」
元奴隷「あぁ、ここにいるよ」
王 「本当!?大丈夫なの!?怪我してるじゃない!?」
元奴隷「あぁ、かすりキズだから大丈夫だよ」
王 「そうかぁ!僕泣いてるから!泣いてるからキズよく見えないから!」
元奴隷「そうだね。わからないね」
王 「うん!でも現実なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ笑っていいんだよね!」
元奴隷「そうだよ。ずっと笑ってていいんだよ」
王 「よかったぁ!じゃぁもう行かないでね!どこにも行かないで!」
元奴隷「うん、ずっと女王の傍にいるね」
王 「あぁ!大臣もういないから邪魔するもの誰もいないね!ね、元奴隷!」
元奴隷「うん。きみを愛しているよ」
王 「あぁー元奴隷と僕は今ついに結ばれるよー!平和な国を作りましょうねぇー!」
- おわり -
昨日調べものをしていて偶然行き当たったページでの事例。
ちょっとしたURLの紹介でコメント欄が大惨事(dslenderブログ:2004年11月08日)
(いろいろ重いです、閲覧の際はご注意ください)
怖いのでちゃんと読んでいません。
ネット上に不用意な単語を置いておくと、なんだかとんでもないものが召喚されてしまうことがあるのだなあということは理解しました。
自分内会議議案です。
手控えをこちらに、近況報告も兼ねたやや外向けの文章をあちらに書くつもりでふたつの場所を設置したのですが、記事を振り分ける基準を明確に設定していませんでした。
どのようなものをどちらに書くか、ざっくりとでも使い分けの目安を設定しておいた方がなにかとやりやすい気がします。どうしましょう。
案は2つ。
・強度を基準にする
・平易さを基準にする
いずれにしても汎用性の高いものをあちらに置きたいのです。