・作り手が抱える問題のゆえに生み出された作品があります
・ひどい状況とか、ひどい病気とか、よくないお薬とか
・そういうところを経たひとでないと知りえないことを描いたもの
・その作品がどんなに優れていても、その問題を肯定すべきではないと思います
・そういう問題がないと生み出しえない作品があってそれが優れていたのなら、その問題には存在価値があったのだとも思えます
・もちろん、体験していないものを描くことができてこその創作です
・だけれど、知らないものを描くことなどできるのでしょうか
2007/04/09
傷を晒すような切実さをどう評価すべきなのでしょうか
作り手と作品は同一ではありません
心が空洞だろうが、ガイキチだろうが、そいつが作ったものが良かったらば、それでいいじゃんとか僕なんかは思うんだけど、皆さんは如何でしょうか？それが誰の手でどのようにしてつくられたかというのはどうでもいいことなのかもしれませんということを以前より考えています。
私信の多いニュースサイト（よい子の日記帳）
サイト（作品）に対する評価を自分自身への評価と混同してしまうサイト管理人のおはなし。
あなたのサイトは好きですが、あなた自体には興味ありません。勘違いするな。作品を認めてもらいたいのではなく、自分自身を認めてもらいたくてなにかをつくるひともいるのです。
当初の動機はそうでなかったとしても、そのように変化してしまったひとたち。
消費者としては動機がどうあれ、面白いものが見られるならそれでいいよねと割り切ってよいところです。
誰がどのような思いで何を作っても、その過程は私にとって重要ではありません。
手元に届く結果が全て、それが面白いかどうかが全て。
そうやって消費されることに耐えられますか。
そういうことを知っているのに、なお何かを作らずにはいられないのはなぜなのでしょうか。
生活のためでなく評価のためでなく誰かのためでなくもしかしたら楽しみのためですらなく、やむにやまれない作らざるをえない切羽詰まった状況は。
2007/04/06
心を亡くしつつ
倍の速度で課題をこなせば忙しくはならないはずなので、忙しいと感じるたびに自分の無能さを噛み締めざるをえないので、その屈辱をより効率的な業務達成の方策を練る原動力にあてているので、それを推し進めると新たな課題を見出すことに繋がったりするので、もしかしてこれは永久機関の可能性のひとつでしょうか。
2007/04/05
実用性に特化させるべきでしょうか、それとも
すこし前のおはなし。
細めのジーンズを穿こうとしたら、なにか引っかかってきつい感じがします。
おや、と思って脚に触ってみたら、太腿の筋肉が以前より量を増したような感触。
自転車に乗ってあちこち行くようにしたのが効を奏したのでしょうか。
困ったり誇らしかったり。
なにはともあれこれは事件です、と思ったので、筋肉に詳しい友人におはなししました。
その子は脚の様子を一通り見てひとこと。
「背面だけで前面の筋肉がついてないね、両方鍛えるとバランス良くなるよ」
なるほど、頑張らねばと思いました。
さきほどその方法だと当初の悩みであった「ジーンズが穿けない問題」はより悪化することに気付きました。
毎年一斉に無数の蕾が開いて
今週の月曜に近所の桜並木を見上げると、零れんばかりの花景色が広がっていました。
その後も日々花の量は増えて、今はすっかり満開です。
刻々と花が開いて散って、一日毎に枝は姿を変えていきます。
この瞬間に頭上で開いている蕾のことを考えながら、自転車ですうっと桜並木の下を通りました。
2007/04/02
斬新な月
先月は本を読んだ日より読まない日のほうが多い月でした。
冊数にして20冊も読んでいません。
それでも生き抜くことが難しくなかったという事実に驚いています。
