かつていろいろありまして、宗教的な儀式には、いささか屈託のある思いをもっていたはずなのです。
ひとづきあいが苦手ですから、 他者とイベントをお祝いした経験もほとんどないのです。
今日も粛々と、いつも通りに過ごすつもりだったのです。
なのに今年も気付けばカメラの中にはライトアップされたスポットの写真がしっかり収まり、おいしいものを食べておなかはほどよく満ちており、今お膝の上でぽかぽかしている電気あんかだって、昨日のうちから「クリスマスだし、いいかな」と買ってしまった自分用のプレゼントであり、もうじき今日が終わってしまうのが残念で、でも今日が終わらないとクリスマスが来ませんので非常に悩ましいところで、こうして自省してみるとどう考えてもはしゃぎ気味に過ごしてしまった今日を否定できるはずもなく。
なんやかやで、私はクリスマスが好きすぎます。