ヨガに、チャイルド・ポーズという姿勢があります。
正座して、手を前方につき、上半身、額を床に預けて、肩と首の力を抜くという姿勢です。
土下座の姿勢で、手をずっと前方に送って、よりへりくだらせた感じというとわかりやすい気がします。
で、ヨガではこの姿勢、「最大限にリラックスしたポーズ」のひとつとされています。
それが、土下座という「最大限の謝罪のポーズ」と酷似しているのは、いささか興味深いことです。
気持ちはすごく謝っているのに、身体としては最もくつろいだ姿勢を取っているという状況は、なんだか哲学的な気がします。