やはり平日にも稽古をせねばと思い立ちました。
・とはいえ家には稽古のできる場所がありません
・うるさくすれば家族に迷惑、そうでなくともひとがいると落ち着きません
・職場にて、おひるごはんをひとりで食べてしまえば30分ほど時間ができます
・職場の建物内には地下に繋がる階段があり、地下室への入り口前にすこし空間があります
・通常ひとの出入りはなく、特に休憩時間は誰も来ません
・ここだ
・9月1日
・早速ひとりでごはん
・元々気まぐれに昼食をひとりで食べることはありましたので、さして不審がられはしません
・地下に下り、軽くストレッチ
・メトロノームを鳴らし、9連からやってみます
・9連4小節目が怪しい状態でした
・反復のうちに、「足を正しく踏む」のがポイントなのだと気付きました
・11連から12連に移行できません
・移行部分を反復することで、幾分正しい流れを掴むことができました
・この場所は幅が1間半しかないため、前進途中で壁に当たります 微調整しつつ動きだけ掴み、移動して正確な動きを取ることに
・14連に繋がる流れも、頭の中では再生できるようになりました
・30分といえど収穫は多く、嬉しい気持ちで職場復帰
・しばらく7拍子が頭から離れず、やや動きが不自然だったかもしれません
・この日は床についてからも振り付けが頭を離れませんでした
・9月2日
・ひとりだとあわててごはんを食べがちになるので、本を開いた状態で机に置ける仕掛けを作って頭が退屈しないようにしつつ、よく噛んで食べることを心がけるようにしました
・ひとくち30回
・若干足首に違和感 ストレッチを念入りに
・この日から1間おきに印をつけ、より正確な位置取りを目指しました
・まずは9連から
・やはり11連から12連の流れが弱いので、そこを集中して反復
・14連にも挑戦
・わずかに開始が遅れます
・しかし、何度か繰り返すうちに比較的正確に動けるように
・弱いのは15連目3小節目の手の形、4小節目への前後切り替え
・14連以降まで繋げることができるようになりました うれしい
・9月3日
・これまで一緒にお弁当を食べていた方からすこし心配そうな目を向けられました
・稽古に行くので、とはなんとなく言いづらく
・足の違和感がふくらはぎに移行しました 痛めたのかと心配
・ともかくストレッチをしっかりと
・9連から16連を通し、17連以降にも挑戦
・16連までは頭に入ってきました
・とはいえ動きは完璧でなく、13連目最後がごちゃごちゃしがち、14連目頭がどうしても遅れがちです
・まず、18連目は足だけ踏むことに
・18連頭の1拍が遅れます
・肩の入れ替えがややおぼつきません
・後退、前進のパターンは理解しました
・首のパターンも
・しかし動けません
・この日は途中で身体がばててしまい、ふらふらになりました
・まともに上体を保持できない状態
・音もたびたび聞き逃します
・疲労の蓄積でしょうか とまれ体力が足りていないようです
・9月4日
・足の違和感は筋肉痛であることに気付きました
・たった30分の稽古で筋肉痛になることがあろうとは
・私は私が思っている以上にか弱くできています 残念です
・14連から18連の流れを重点的に
・9連から通すと、14連以降で音が取れなくなりがちです
・14連だけを練習すれば、問題なく合わせられるのですが
・音を大きめに設定して特訓
・18、19、20連の動きをだいたい掴みました
・しかし動けません
・ただ、9連から20連までの動きを頭で再生できるようになったというのはひとつの達成感でした
・9月5日
・最も怪しい18連からの動きを重点的に
・正確さに欠けるとしても、腕は上げた状態で稽古したほうがよいように思いました
・腕を下ろした状態で動くのでは、身体の感覚がだいぶ違います
・同じところでひっかかります
・とりわけ首、「4拍目右」と「6拍目左」がごちゃごちゃに
・下手をすると1拍目から首が正面を向いていない有様です
・足の左右切り替え、前後切り替えも相変わらず苦手
・無理矢理メトロノームに合わせてみることに
・なんだこりゃ、というような出来でした
・踏み間違い、首の向き間違い、前進後退も失敗と、おかしなところが多発
・それでも先月末の練習では、それさえできず棒立ちだったのです
・ここをもっと反復しなくては
・試しに21連からも動いてみました
・1拍目が遅れるのは相変わらず
・パートの最後に次の動き頭を入れる習慣をつけたほうがいいかもしれません
・これまでの動きの再構成なので、うっかりすると違う流れに入ってしまいます
・22連のあと14連の動きに戻ってしまったり
・要練習ポイント
・警備員さんにみつかりました
・音が響くのを不審に思われた様子
・笑顔でご挨拶したところ、特に怒られはしませんでした
・ですが勝手に建物内で音を鳴らすのはよろしくないかもしれません
・どうしましょう
・業務時間外に、地下に電子メトロノームを置いてどこまで音が聞こえるのか実験
・小さめの音に設定すれば、階段以外の場所までは響かないことが判明しました
・ただ、それより足音が遙かに大きいわけで
・どうしましょう
・1日30分であっても、稽古を続けることは効果的です
・私の場合は、「1日の内でこの時間だけは絶対に稽古」という時間を作るとよいようです
・警備員の方にあらためて丁重に場所の使用をお願いしてみましょう
・だめなら新天地の開拓に努めましょう
・できなかったことが、すこしずつでもできるようになるというのは、とてもとてもうれしいことです