維新派ワークショップ 第4回@滋賀会館
・今回はちょっと遅刻 大慌てで駆け込みました
・はじめの30分は各自のストレッチなので、説明を聞き逃すなどの事態は免れました
・とはいえちゃんと時間通りに来ましょう
・プログラム的にはともかく、精神的に若干響きます
・毎回、滋賀会館大ホールの舞台上で稽古をしています
・「旅の道連れ」の公演があった場所
・この場所がほんとうに好きです
・老朽化を理由に秋から使えなくなるとのことでとても残念
・なにかできないものでしょうか
・7拍でふつうに歩く 1小節1歩 1拍1歩
・1と7で踏むように歩く 中腰
・1から7まではゆっくりと足を運び、7・1のところで足を素早く出す
・素早く、だけれど滑り込ませるようにし過ぎず、きっちり踏んで止めるように
・数え間違えました
・1、3、5、7で踏む 中腰
・リズムに合わせることに夢中になり、呼吸が止まりがちに
・余裕がなくなり、上体や足運びへの意識がおろそかになりました
・指定の場所で勝手に足が動くという体験をしました
・リズムが身体の中に入ってしまった感じ
・それ自体は悪くないことのように思うのですが、動きを止められなくなりました
・止めるべきところで常に前進し続けてしまう感じ
・この日はこれが最後まで続いてしまいました
・1と同時に腕を前方にまっすぐ上げ、次の1で下げる(足:1、3、5、7で踏む 中腰)
・素早く、止める
・足を踏むのと同時に前方に腕をまっすぐ上げ、下げる(足:1、3、5、7で踏む 中腰)
・「まっすぐ」というのは自分が思っているより随分下です
・歩くにつれ腕がどんどん上がっていきます
・ひとに見て貰って「まっすぐ」の位置を教えて貰い、それを覚え、身体になじませる方向で練習
・今回のリズムトレーニングは2組に分かれて半分ずつで行い、半分がそれを見る方式
・疲労度が前回とは段違いです 筋肉痛にもならずに済みました
・本番に向けてのおはなしすこし
・今後の練習予定とか
・どのくらい出演可能か、事情を事前に知らせてほしい、とか
・途中でやめないでね、とか
・先回配ったのは仮チラシ、本チラシをもうじき作ります、とか
・「オ・オ・サ・カ」について
・講談調、擬音を発声するつくり
・風の音「ヒュウ・ヒュウ・ヒュウ・ヒュウ」とか走る音「タッ・タッ・タッ・タッ」とか
・風の音、走る音っぽく発声してください
・10年前、阪神大震災の直後に作られた作品です
・舞台は第二次世界大戦での大阪大空襲 街が焼け野原になり、何もなくなったそうです
・それを「見晴らしがよくてとてもきれいだった」と語るおばあさんがいたそうです
・登場人物の半分は未来人、半分は浮浪児
・私のパートは浮浪児
・練習しているのは、彼らが焼け野原になった大阪を駆け回って、街の様子を表現しているところです
・発語について
・21連「爆弾穴」は「爆・弾・穴」をそれぞれ1拍に入れて発語する
・こういうのを「はめた言い方」と呼びます
・ずれると音と喧嘩します 要練習
・反面、地名はがちがちにはめずに普通に発音してください
・1回みんなで読んだ後に
・みんな音が跳ねる、できるだけ平坦に発音してください
・イクノというのは地名で、「野」がついた名前です
・焼け野原になったら本来の地形が出てほんとうに「野」になったはず
・何もなくなって言葉が生きてきた状態
・それはすこしべたっとした大阪弁の発語のほうが生きる
・11連の説明
・「オトオトサトカ」というのは、「オとオとサとカ」で「オオサカ」なんだよ、と説明しているところです
・こんな焼け野原の、という、なにか毒づくような、それでも愛着を抱いているような、そういう心境
・それを受けて未来人が「オニオニサトカ」「オにオにサとカ」で「オオサカ」なんだね、と返している
・これは「ウエストサイド物語」の「アメリカ」のシーンのパクリです
・「人種のるつぼアメリカ!」「差別の国アメリカ!」「やたら大きいアメリカ!」
・小節のはじめから読み始めるところ(「オ・オ・サ・カ」とか)はまだよいのですが、拍を置いて読み始めるところでつまりがちです(「・オ・オ・オオ」とか)
・自分が音を覚えるときの傾向からして、正しく歌っているのを何度か聞けば、それを覚えてそのまま発声することは出来る気がします
・でもそれが練習になるのかどうかはよくわかりません
・そうしないことに意味があるのでしょうか
・どうなのでしょうか
・歩く、発語ともに周りで一緒にやってくれるひとがいればそれに合わせていけるのですが、ひとりでは無理そうな感触を得ています
・このままだとひとにつられそうです
・自分で自分の音を聞いて合わせる練習が必要かも
終了後、比較的家の近いひとたちは残ってストレッチの練習をしたり、先生の歩く様子を見せていただいたりしていました。