懐かしいものを見つけました。
COMPILE・STATION
2006年12月にできたページだそうです。
再会出来たことを嬉しく思います。
見回ってみると現時点でいくつかのリンク間違いなどが見られ、心配にも思います。
だけれどそれでこそコンパイルよね、と変な納得をしたりもしています。
Disc Stationに収録されていたゲームがダウンロード購入できるということで、一覧を見て懐かしさに浸ったり価格設定の無茶さに慄いたり。
よいゲームは多いのですが、雑誌の頃より高くなっているというのはちょっと無茶です。
動作環境が「Windows95/98対応」のままというのも、ちょっと無茶です。
一覧に「あっぷるそーす大実験」とか「せらだま」とか「装甲格闘伝 ファイティングナンバーズ」とか「俺が切り札」とかが入っていないのはちょっと、いえかなり残念です。
「大魔導戦略物語」もよいゲームだったのですが、キャラクターの権利関係が他社に移ってしまった今となっては復活が難しいようにも思えます。
機会があればまた遊びたいと思っていたゲームもあったはずなのですが、ダウンロード購入を前にすると、どうもここにあるのはあの頃ほど魅力のあるものには感じられず。
その理由を考えて、私があの頃好きだったのは単体単体のゲームではなく、本誌も含めた雑誌全体の雰囲気だったのだと、今更ながら気付きました。
なんだかぎりぎりで製作されている感じで、内輪ネタが満載で、作り手の方の熱意もぼやきももれなく楽しく収録されていた、そんなあれこれの全てを楽しんでいたのです。
ゲームのデータだけを購入しても、あの楽しみは得られません。
もうあんな雑誌は出ないだろうなと思います。
かつてのDisc Stationそのものを雑誌も合わせてゲームは新OSに対応させてお値打ち価格でまとめて復刊、などということがあれば買ってしまうかもしれません。
ただ懐かしむために。
あの頃ここでものづくりをしていた方々は、まだここにおられるのでしょうか。
私が好きだったコンパイルは、どのくらい残っているのでしょうか。
またあのような面白いものを作って、世に出してくれることがあるのでしょうか。
それはすこし難しいことのように思え、だからこそ上のサイトはできたばかりでありながらもう既に懐かしいもののように感じられてしまうのです。