「ハチドリという鳥がいるんですね。小さくてきれいな鳥です。で、そのハチドリの身体を分析すると、これは飛べないんです。力学的、物理的に飛べないはずの構造になっている。だけれど現実に飛んじゃうんですよハチドリは。じゃあ、どうしてそういうことができるのか、というとよくわからない。どうも『気合い』で飛んでいるらしい。不可能なことが起きている。民族誌を書くというのはね、そういう不可能な作業をやるということなんじゃないでしょうか」(4月25日 京都人類学研究会 質疑応答にて、質問者の発言)
楽しげなほうに流れる性質です。