今年の越後妻有「大地の芸術祭」サイトを見てうっかりトリエンナーレと勘違いし、先回からもう3年経ったのか、そんなものだったかなあと一瞬納得してしまいました。
どうも時間の感覚が怪しくなっています。
どこかでなにか、止まってしまっているような。
止まってしまっているのだろうか認識できなくなっているのだろうかとすこし考えてみますが、自分で自身の認識の正誤を正しく判断することができるとも思えません。
かつては、自分が触れたものごとの情報全てを記憶し、それらを時系列順に並べて常に認識し続けている状態が当然で、そうするのはとても容易なことでした。
閉じた世界を丁寧に構築していけば、それを続けるのは決して不可能なことではなかったかもしれません。
だけれどそうはしませんでした。
処理しきれない情報が日々増えていき、私はいつでも全てを把握することができません。